ヘルSee佐久プロジェクト
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ヘルSee佐久プロジェクト
従来、長寿化の指標として平均寿命が用いられてきましたが、現在では健康で自立した生活ができる健康寿命が注目されています。不他康状態を実感している人の抽出と行動変容を阻害する要因を洗い出し、 その結果をもとに個々の考え方や状態など細かな分析を行います。健康に対して関心の有無には差がありますが、健康無関心層が健康に対し多少の意識を持つだけで、大幅に健康増進は改善されていきます。当プロジェクトでは、健康に対する意識の向上・改革・健康維持や波及が必要と考え、市民各層の実態を分析するための健康意識調査を実施しています。
ヘルSee佐久プロジェクト
ウェアラブル端末、 スマートフォン、クラウドからなるシステム構築を行い、 その実証実験を行います。2023年には健康無関心層対象の写真撮影とウォーキングを合わせた『ほとウェル』を通した実証実験を行いました。スマートウォッチを装着して日々の活動を見える化するとともに、イベントを通して、市内をウォーキングしながら風景の写真を撮影していくことで、意識的な運動ではなく、楽しみながら「気がついたら健康になる」実装実験を実施し、佐久市内に勤務する111人の方に参加いただきました。
ヘルSee佐久プロジェクト
当プロジェクトは、各分野の協力を必要とするため、イニシアティブ(率先)コンソーシアム(共同企業体)の形を取っています。企業経営者の意識改革、従業員の健康維持、市民各層への認知など多角的な視点から、地域の多様な業種間による連携を推進し共創関係を結び健康増進へと波及させてまいります。
ヘルSee佐久プロジェクト
当プロジェクトは、 個人の健康への取り組み促進をデータ化し、 「健康無関心層」 に的を絞った生活改善や健康増進のためのシステムを仕上げます。さらに、 そのシステムをビジネスモデル化し、 最後に官民の事業として地域全体の医療費削減や世界最高健康都市の実現に向け、 市民全体の仕組みをヘルスケア・エコシステムとして構築してまいります。
所属分科会 | ヘルSee佐久プロジェクト |
活動内容 | ヘルSee佐久プロジェクトの実証検証などに協力・参加させてもらっています。また、弊社には産業保健師が社員として常駐していますので、専門的な視点から情報交換などの場に参加をしています。 |
BEFORE → AFTER | 弊社ではWell-beingな会社を目指して、健康づくりの取り組みを色々と進めていますが、社員一人一人の意識改革には時間がかかるもので、アプローチ方法やイメージ向上など、やる事や悩みは尽きません。そんな中で、SOICでのこの活動は、健康の観点からだけではなく、社員の福利厚生をより充実させて、社員や会社を元気にしたいと考えている経営者や管理職、そして現場を担当する総務担当者的など、様々な企業の各階層の皆さんと共有していきたいと思います。 |